ホンダショック

はてなトヨタは何故F1から撤退しないのだろう?



ホンダがF1レースからの撤退を発表してショックを受けたいすず、スズキ、富士重工などのメーカー各社が相次いでWRCからの離脱を表明している。カーレースやラリーにかかる人や費用は馬鹿にならないらしい。F1の場合、何百人もの人がレースを成功させるために動員されるのだという。ガソリンを湯水のように使い排ガスと爆音を撒き散らして危険と隣り合わせでスピードとスリルを競う。何とも時代錯誤のショーでスポーツの名に値しない。これからのカーレースはすべからくエコレースのような形態に変化すべきだろう。そこで環境技術の開発を競うのであれば大いに意義あるものとなろう。

何れにしても世界的な経済不況がもたらしたこの危機をプラスに転ずることが今求められている。自動車メーカーは急激な不況にうろたえることなく歩むべき道をしっかり考えるべき時期に来た。人員の削減を急ぐ前にするべきことがある筈である。それにしても世界の雄、一人勝ちのトヨタは何を考えているのだろう。いまこそ過去に蓄積してきた資力、財力、技術力を生かして新しい技術革新に取り組むべきだろう。

数年前の名古屋万博でトヨタ館を見た。そこには自動車は一台も無く身障者用のロボットが華麗に舞っていた。そこにトヨタの将来を見たような気がしたのだが・・・