紅葉マーク

はてな?この6月から法制化により紅葉マークが義務化された。罰則もある。ちょうど後期高齢者医療制度の実施と重なり嫌な感じがした。大体年齢を表示して公道を走らなければならないという規制は人を年齢で差別することにならないだろうか?齢のせいかそんな抵抗があって見送っていた私も損害保険の仕事をしていた義兄が付けているのを見て付ける気になった。付けてみると自分からは見えないのだが私は年寄りだ、気をつけねばという自覚は確かに生まれる。


でも「枯葉マーク」と言う人が多くその度にむきになっていや紅葉だよと弁明するのは煩わしかった。それにこのマークをつけて走っていたらどんな効果があるのだろうか?若者は遠慮してして道を譲ってくれるのだろうか?それとも危険だから近寄るべからずと車間距離を置いてくれるのだろうか?いいや、そんなことはあるまい、もたもた走るなとばかり無理に幅寄せされたり追い越されるのが落ちだろう。

家の庭に駐車しているのも不安だ。この家の住人は75歳以上の後期高齢者ですと公示しているようなものだからだ。気のせいか墓苑の広告や資産運用のしつこい勧誘が増えたような気がする。それはまだしも振り込め詐欺や泥棒の格好の標的にされはしないだろうか?

運転に自信が無くなったら運転を止めることが一番である。それは本人の自覚に任せるしかない。紅葉マークも年齢にかかわらず付けたい人が付ければよい。罰則をつけて強制すべきものではないと思う。60歳でも老人はいるし80歳過ぎても若者並みの人もいるのである。

こんなマークを思い付いた。ほろ酔いマーク、これなら危ないと近寄らない人も多かろう。