ノーベル平和賞

オバマさんにノーベル平和賞が与えられる。誰しもびっくりしたが一番驚いたのはご本人ではなかったか?ホワイトハウス声明では「この賞はアメリカの指導力に対して与えられたものとして受け入れる」とコメントし笑顔一つ見せることなく質問も受け付けなかっ…

日本のチェンジと世界

どうせ誰がやっても同じだろうが一度民主党にやらせてみよう。こんな半信半疑で投票した人も多かったのではないか。ところが鳩山新政権が走り出してあっと驚いた。日本人だけではない。アメリカが世界が日本を注目し出したのである。 アジアに背を向けブッシ…

25%削減のインパクト

民主党の圧勝に終わった総選挙、日本にもいよいよチェンジの時が訪れた事を日々実感する。与党ボケした自民党の見飽きた顔に代わってテレビに登場する民主党のベテランや溌剌とした中堅、若手の明確な発言は発想がまるきり新しいし説得力もあり新鮮さに溢れ…

政治の心

麻生さんが初めて裸になった。自分の失敗や至らなさを党の両院議員の前で反省し詫びたのである。 お坊ちゃん育ちで生まれながらにしてエリートを約束された彼は人は扱うもの、コントロールするものという傲慢な考えが定着しているのだろう。総理という最高権…

エコロジーとエコノミー

ゴールデンウィークは繰り出した車で高速道路は何処も大渋滞のようだ。定額給付金に加えて高速料金一律千円で人々は浮かれ立ったようだ。これを麻生効果と呼ぼう。それだけではない。新しい省エネ自動車や家電に買い換えるとエコポイントと称して値引きする…

ハイルブロンの怪人

ドイツ南西部のハイルブロンで2007年夏に女性警察官が殺害された事件を含め、オーストリアなど隣国にも及ぶ計40件のさまざまな犯罪現場から同一女性のDNAが検出され、「ハイルブロンの怪人」と呼ばれていた。ところが今年2月以降、少年らが窃盗目…

天の命ずるままに 生物発光と半世紀

昨年10月に「ノーベル賞雑感」を書いたが昨日ノーベル化学賞の下村脩さんの講演を聞く機会があった。標題は講演のタイトルである。講演会は化学関係の三学会と朝日新聞社の共催で東京国際フォーラムで行われた。お隣のビックカメラでは折からのWBCの決勝戦…

人とバッタ

はてな、セロトニンと言えばヒトの脳内麻薬では? 空を真っ黒に覆って群れ飛び農作物を片っ端から食べ尽くす砂漠のバッタの映像をご覧になった方も多いだろう。サバクトビバッタは低密度下では孤独相と呼ばれる通常の状態を保っているが、高密度になると個体…

もう手遅れ?地球温暖化

はてな、地球温暖化否定論者は喜ぶのだろうか? 二酸化炭素による地球温暖化はすでに回復可能のレベルを超えており、たとえ今二酸化炭素の排出をゼロにしたとしても今後1000年は地球はゆっくりだが気温上昇を続けるというショッキングな論文が米国科学アカデ…

朝青龍の優勝

はてな、横綱って何だろう? 大方の予想に反して三連続休場で引退も噂された朝青龍が優勝してしまった。勝てば官軍、批判的だった横綱審議会も慌てた事だろう。相撲協会もびっくりしたことだろう。何しろ閑古鳥の鳴いた先場所の淋しさに比べ今場所は連日満員…

オバマさんの就任演説

選挙戦の時からオバマさんの演説は定評があった。就任演説ではどんな美麗字句がとび出すのか期待と興味があった。でもジョン・F・ケネディのような派手な名文句は無かった。演説はA new era of responsibilityに代表されるような堅実なものだった。敵か味方…

プラン B 3.0

はてな? Plan B 3.0、何のプランだろう? これはパソコンのゲームソフトではない。環境学者アメリカのレスター・ブラウンの著書で「エコ・エコノミー」、「プランB 2.0」に続く地球環境保全への立案書である。”人類文明を救うために”という副題がつけられて…

紅葉マークの見直し

はてな?まだ半年だよね。 紅葉マークの問題点についてはこのサイトでも9月に書いた。今日の夕刊を見ると警察庁が罰則付き紅葉マーク強制の見直しをしていると言うではないか。”改むるに憚る事なかれ”結構な事だ。それにしても800円も出して買ったのになあ、…

後ろ向きの議論

はてな?このところ地球温暖化に対する後ろ向きの議論が多いのは何故だろう? ウソとかワナとかどぎつい表現で、二酸化炭素排出による地球温暖化に対する冷めた議論が目につく。科学の世界では異論、反論のあるのは当然で、それは科学の発展には必要なことで…

ホンダショック

はてな? トヨタは何故F1から撤退しないのだろう? ホンダがF1レースからの撤退を発表してショックを受けたいすず、スズキ、富士重工などのメーカー各社が相次いでWRCからの離脱を表明している。カーレースやラリーにかかる人や費用は馬鹿にならないらしい。…

煙草増税の見送り

はてな? 煙草増税は名案だと思ったのだが・・・社会保障費捻出のための煙草増税案が自民党内の反対でつぶされた。その理由は「値上げしても売れ行きが落ちるから税収が増えるとは限らない」、「社会保障費の負担を喫煙者だけに押し付けるのはおかしい」のだ…

不況はエコ革命のチャンス

はてな?くるまの売れ行きが30%も減ったというのは地球環境にとっては良いことではないのか。アメリカのサブプライムローンの破綻に始まった金融不安はとうとう世界的な経済恐慌を引き起こしてしまった。ブッシュのまずい政策とあいまって投機マネーは原…

究極の選挙運動

はてな?選挙管理内閣ではなかったのかな?金融危機を乗り切るためには政治空白を作るわけにはいかない。麻生さんは政局より政策だと言い出し解散を先延ばしして定額給付金支給、高速料金引き下げ、住宅ローン減税、雇用保険料引き下げ、子育て応援手当、中…

エコとエゴ

はてな?「エコというものは決して辛抱とか我慢とかではない。楽しく快適なものである。」誰が言い出したのかこんなキャッチフレーズが流行った。なるほど心の問題として考えれば納得出来ないことではない。昔から日本にある「もったいない」の言葉には感謝…

ノーベル賞雑感

はてな?湯川さんに始まる日本人の受賞者は何人になったのだろうか。いっぺんに四人もの日本人がノーベル賞を受賞した。おめでたいことである。物理学賞の対象となった小林誠さんと増川敏英さんの論文は35年前、その研究の先導となった南部陽一郎さんの論文…

迷路を解く粘菌がイグノーベル賞に!

はてな?粘菌が迷路を解く!ああ、そうそう8年前だった。英科学雑誌Natureで読んで「なみへいのサイエンス」に紹介したのを思い出した。その日本人による研究が今年のイグノーベル賞を受賞したと先だっての朝日新聞に出ていた。粘菌をご存知だろうか。単細胞…

小泉純一郎の引退

はてな?あの若造は誰だろう。もう20年近くも昔になる。市医師会の会長をしていた私の兄の長男の結婚披露宴に来賓で来ていたのが小泉さんだった。当時厚生大臣だったが大臣と言うよりはキャリア官僚風の青二才という感じだった。祝辞で「I 先生はそんじょそ…

麻生太郎雑感

はてな?この人は育ちが良いにしてはどうしてこんなに口が曲がっているのだろう。 笑えば可愛いお坊ちゃんに見えるのだが真面目な議論になると途端に眉間には鋭く深い皺がより上唇がとんがって醜く曲がる。ここまで曲がるということは何か深層心理に根ざすも…

グーグルのストリートビュー

はてな?こんなの公開していいのかな?写し出された今の我が家を見て先ずそう思った。先月から日本でも公開されたGoogle MapのStreet Viewがプライバシー侵害の観点から色々と議論されている。賛否相半ばしているようだが高校生の路上キスシーンなどを見せら…

紅葉マーク

はてな?この6月から法制化により紅葉マークが義務化された。罰則もある。ちょうど後期高齢者医療制度の実施と重なり嫌な感じがした。大体年齢を表示して公道を走らなければならないという規制は人を年齢で差別することにならないだろうか?齢のせいかそんな…

カラス

はてな?何か腰に物のあたる軽い衝撃を感じた。道端の可愛い三時花を見つけてカメラを構えて屈み込んだ時だった。同時に頭上の桜の葉がばらばらと落ちてカラスがカーと鳴いて舞い上がった。カラスが木の枝か何か落としたなと思ったが撮影に夢中だったのでそ…

敬老の日

はてな?敬老の日を作ったのは誰だか忘れたが後期高齢者医療制度という人間を年齢で差別するという稀代の悪法を作ったのは小泉元首相である。その自民党は後継の世襲お坊ちゃん首相が一年のうちに二人も途中で政権を投げ出すというとんでもない事をやってく…